2024.12.05 2024.10.09

見切りをつけたほうがいい会社の見極め方は？11のポイントと7つの対処法を解説！

libeo

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コロナ禍を経て、昨今の”会社”は多様で、各々の会社ごとに異なる特徴を持っています。

しかし、労働者にとって健康やキャリアの成長を損なう会社も存在します。このような会社は「見切りをつけたほうがいい会社」とも言えます。

このような見切りをつけたほうがいい会社を見極めるための11のポイントと、見切りをつけた場合の7つの対処法について詳しく解説します。

見切りをつけたほうがいい会社の特徴11選
見切りをつけた方がいい会社で働き続けるデメリット
会社に見切りをつけたほうがいいサイン
見切りをつけるのが早い人の特徴
会社に見切りをつけたいときの7つの対処法
見切りをつけたほうがいい会社には退職代行がおすすめ
まとめ

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見切りをつけたほうがいい会社の特徴11選

Aさん

今の会社に見切りをつけた方がいいかもしれない。。。

そんな悩みを抱えてる方に、見切りをつけた方がいい会社の特徴を11個ご紹介します。

当てはまる特徴が多い人は、退職・転職を検討した方がいいでしょう。

給料が安すぎる・支払われない

給料が安すぎる・支払われない会社は、大きなストレス要因です。

適切な給料がもらえなかったり、昇給の可能性が低い場合は、生活費や将来の計画に大きな影響を及ぼします。

また、給料の支払いが遅れたり、未払いである場合、会社の財務状況が悪いことを示唆します。

将来的に依頼退職やリストラ、最悪のケースだと倒産するケースもあるため、早目に見切りをつけた方がいいと言えるでしょう。

休日が少ない・有休が取れない

休日が少ない・有休が取れない会社では、労働者は適切な休息を取ることができず、心身の疲労に繋がります。

労働基準法では年間5日間の有給休暇の取得が定められており、企業は有給休暇の取得に制限をかけることも認められません。

有給休暇の取得が認められない、休日出勤が多い、冠婚葬祭でも休みがもらえないなどのケースは、労働基準法に違反しており、ブラック企業の特徴と言えるでしょう。

長時間労働が常態化している

長時間労働が常態化している会社では、離職率の高さや慢性的な人材不足が原因で1人当たりの業務負担が多いことがほとんどです。

人材不足で長時間労働を余儀なくされ、心身を病んでしまい休職者や退職者が出るとさらに1人あたりの業務量が増えて労働時間も増えるという悪循環に陥るケースもあります。

つまり、慢性的な人材不足を抱えている場合、いつ、今より状況が悪化してもおかしくない状況にあると言えます。

また、長時間労働は精神的なストレスを増大させ、睡眠不足や慢性的な疲労を引き起こしやすく、業務効率の低下でさらに労働時間が伸びることにも繋がります。

慢性的な人材不足を抱えている場合、根本的な人員配置の見直しや、システムの導入などが必要になり、個人でどうにかできる問題ではないことが多く、長時間労働に耐えていても疲弊してしまいます。

サービス残業が多すぎる

サービス残業が多すぎる会社は、労働者に過大な負担を強いることになります。

サービス残業は労働基準法に違反しており、給料がもらえない場合には特にストレスが大きくなります。

時間内に業務を完遂できない原因として、自分自身に問題があるケースもありますが、社内の教育システムや業務フローに問題があるケースもあり、その場合は個人では対処しきれないでしょう。

サービス残業は単に疲労が増えるだけでなく、プライベートを楽しむ時間が削られることで、精神的な余裕もなくなり、結果的に身体を壊すことにつながる可能性があります。

人間関係が非常に悪い

人間関係が非常に悪い会社では、労働者は職場環境にストレスを感じやすいです。

いじめやパワハラ、セクハラなどの各種ハラスメントが存在する職場は、労働者の精神衛生に悪影響を及ぼし、チームワークが悪くなったり、円滑なコミュニケーションができなくなったります。

その結果、仕事のミスや業務効率が落ちて長時間労働につながるなど、デメリットしかないため、中間管理職や上層部が人間関係の改善に真摯に取り組んでいないようであれば、精神的に疲弊してしまうでしょう。

尊敬できるまともな上司がいない

尊敬できるまともな上司がいない会社では、将来性を感じることが難しいです。

上司の態度が悪い、または上司についていけないと感じる場合、モチベーションの低下ややりがいの喪失に繋がります。

建設的に業務を進めるために、ときには上下関係なく意見交換や議論できる場は必要ですが、閉鎖的で風通しの悪いチームで仕事をすると仕事効率の低下だけでなく、自己成長の妨げになることもあります。

スキルにつながらない仕事が多い

スキルにつながらない仕事が多い会社では、自己成長に繋がる仕事に携わることができません。

雑務ばかりやらされて重要な仕事が回ってこないと、会社への自己貢献度を低く感じてしまい、やりがいやモチベーションが下がります。

また、重要な業務を任せてもらえないと、昇給や昇進が難しくなり、今後のキャリアアップも見込めなくなってしまいます。

さらに、長く勤務しても大したスキルや経験をつめなかった場合、転職市場でも不利になるため、自分のキャリアプランや人生設計が大きく狂う可能性もあります。

離職率が高い

離職率が高い職場には大きく2つのデメリットがあります。

デメリット①

体力的・精神的なストレスが大きい

1つ目は慢性的な人材不足によって1人あたりの業務量が多く、体力的・精神的にストレスフルであるということです。

デメリット②

経験・スキルが得られない

2つ目は、離職率が高いと経験が豊富な中堅・ベテラン層の社員が少なく、社内にスキルやノウハウを蓄積できていない可能性があることです。

そういった場合、経験から得られるスキルやノウハウが引き継ぎされず、スキルアップや自己成長に限界があります。

特に優秀な人材は判断力・決断力に優れているため、優秀な社員ほど短期間で退職していく職場は注意が必要です。

上が詰まっていて出世できない

上が詰まっていて出世できない会社では、キャリアの成長が停滞するリスクがあります。

昇進の機会が限られている場合、モチベーションの低下や自身の価値が適切に評価されていないと感じることが多くなります。

自分の能力や努力が適切に評価されずに、上層部が長期間固定されている会社で貴重なキャリアアップの機会が失われてしまいます。

キャリアプランをマイナスの方向で修正せざるを得なくなることもあるため、昇進・昇給の機会が適切に設けられているかは慎重に見極めた方がいいでしょう。

頑張っても評価されない評価制度

適切な人事評価制度がなかったり、人事評価制度自体がないと、やりがいを感じることが難しくなります。

努力をしても、評価がされない環境では、頑張っている社員と頑張っていない社員で差がつかないため、モチベーションが低下し、仕事に対する意欲が失われやすくなります。

仕事のやりがいや情熱が下がることで、経験やスキルを得られず、結果的に自己成長ができずキャリアに悪影響を及ぼす可能性もあります。

パワハラやセクハラが横行している

パワハラやセクハラが横行している会社は、被害者にとって精神的なストレスを与えるだけでなく、目撃者や同僚などの第三者にもストレスを与えることで職場の士気も低下します。

重々しい空気の中では自由な議論も独創的なアイディアも出にくくなり社員全員のパフォーマンスが低下します。

特にハラスメントが当たり前になっているような会社では業績も芳しくないケースが多く、ハラスメントに対して厳しい姿勢を見せている会社かどうかは見切りをつけるべきかどうかの判断基準の1つです。

見切りをつけた方がいい会社で働き続けるデメリット

Aさん

見切りをつけた方がいいのは分かっているけど中々行動に移せない。。。

このまま働き続けた場合のデメリットを3つ解説します。

体調不良やうつ病になるリスクがある

見切りをつけた方がいい会社で働き続けることで、体調不良を起こしたり、最悪の場合、適応障害やうつ病になるなどの重大な病気にかかる可能性があります。

精神的なダメージは気づかないうちに蓄積してしまっていることも多く、精神が病むと正常な判断ができなくなってしまい、気づいた時には重症化していることがあります。

精神的な疲労の回復には長時間かかることもあり、数ヶ月休んでも職場復帰できない場合もあります。

仕事の視野や選択肢が狭まっていく

1つの会社に長く勤めていると、その分野については詳しくなるものの、それ以外の業界に関する知識や経験が不足するため、視野が狭くなることもデメリットの1つです。

加えて、スキルアップや自己成長ができない職場に長く勤務していると年齢の割りに能力やスキルが低く、その後のキャリアの選択肢を狭めることになりかねません。

特に1つの会社の勤務歴が長ければ長いほど、新しい業種や業界へ柔軟に適応するのが難しくなる傾向にあり、若い方が有利な転職市場ではさらにキャリアの選択肢が狭くなるでしょう。

転職しやすい時期を逃してしまう

転職は若い方が有利であり、年齢を重ねるごとに転職が難しくなります。

転職に有利な若くて貴重な時間を”見切りをつけた方がいい会社”で過ごしてしまうと、いざ転職の決心をしたときには「年齢が高すぎる」「年齢の割りに大した経験もスキルもない」という理由で転職してキャリアアップすることが難しくなります。

ただただ無駄に年齢だけを重ねてしまった、ということにならないように貴重な時間を費やす価値のある仕事・会社かどうか考えた方がよいでしょう。

3つのデメリット

体調不良やうつ病になるリスクがある
仕事の視野や選択肢が狭まっていく
転職しやすい時期を逃してしまう

踏ん切りがつかない人は、デメリットについて考えてよく考えてみましょう。

会社に見切りをつけたほうがいいサイン

Bさん

見切りをつけた方がいいの迷うな・・・

迷っている方に、判断指標になる4つのサインをご紹介します。

出勤前に体調が悪くなる

出勤前に吐き気がする・頭痛がするなどの体調不良が多い場合、見切りをつけるべきサインと言えます。

仕事のストレスによる体調不良の自覚がある場合、重症化する前に有給休暇を取得したり休職したりすることが重要です。

パワハラやセクハラなど仕事のストレス源が明確、かつ、会社がストレス源に有効な対策を講じている場合、復帰したあとは健全な職場環境で仕事ができますが、そうでない場合は有給休暇や休職で一時的に回復してもまた同じことが繰り返されるので、見切りをつけた方がよいでしょう。

残業や休日出勤の頻度が高い

残業や休日出勤が当たり前になっている場合、会社を見切りつけるべきサインと言えます。

新入社員のころは十分に休みが取れていたとしても、昇進し立場が上がるにつれて責任も業務量も増えて、残業や休日出勤が増えているようであれば、転職の検討をした方がいいかもしれません。

休日出勤や残業が当たり前だと「慣れているから大丈夫」と思ってしまうかもしれませんが、気づかないところで少しづつ精神的にストレスを溜めているかもしれないので、心身を壊してしまう前に一度転職を検討しましょう。

仕事にやりがいを感じられなくなっている

仕事にやりがいを感じられなくなっている場合、会社を見切りつけるべきサインと言えます。

給料の高さや人間関係の充実度だけでなく、評価ややりがいを重視する人にとって、仕事の内容が面白いと思えるかどうかが重要です。

人生の多くの時間を捧げる仕事にやりがいを感じられないと自己肯定感の低下や人生の満足度の低下にも繋がります。

今の会社でやりがいを感じられる状況に今後変わる可能性が少ない場合は、転職を考えるいいタイミングかもしれません。

会社の将来性が不安になる

会社の将来性に不安がある場合、雇用形態への不安や、給与への不安、さらにはキャリアアップへの不安にもつながるでしょう。

会社や仕事内容へのプライドや情熱がなく、心配事を多く抱えながら仕事を続けることで虚無感や自己肯定感の低下を感じてしまうかもしれません。

特に、会社や業界の衰退の場合、個人の努力ではどうしようもないため、見切りをつけて他社や他業界への転職を考えましょう。

4つのサイン

出勤前に体調が悪くなる
残業や休日出勤の頻度が高い
仕事にやりがいを感じられなくなっている
会社の将来性が不安になる

判断に迷ったらこれらのサインがないか確認してみましょう。

見切りをつけるのが早い人の特徴

同じ会社・職場でもすぐに見切りをつけて転職できる人と中々見切りをつけられず現状を変えられない人の3つの違いを解説します。

見切りをつけられなくて迷っている人は、見切りをつけるのが早い人の特徴を紹介するので、参考にして真似してみてもいいかもしれません。

環境の変化を恐れない

会社や職場に不平不満があっても新しい環境への不安や恐怖で転職に二の足を踏んでいる人も少なくないでしょう。

しかし、見切りをつけるのが早い人は、環境の変化を恐れません。

不安や恐怖などの感情を判断基準にせず、理想と現実のギャップを埋めるために最適な職場・会社を選択するための行動をとります。

変化を恐れずに前向きな姿勢で転職に挑むので、新しい状況に適応しやすくなります。不安や恐怖がある人は一度切り離して考えてみるとよいでしょう。

長期的な目線で行動している

長期的な目線で行動している人は、短期的な利益や一時的な不満よりも将来のキャリアや健康を優先します。

会社の経営方針やポリシー、上司のスキルや業務内容などの現在の状況を長期的に考えて、自分の将来にいい影響を与えるかどうかを判断しています。

特に上司であれば具体的に分かることも多いので、自分の理想とする将来のロールモデルになるかどうか考えて見ましょう。

常に危機感を持ち続けている

常に危機感を持っている人は、現在の状況が将来に悪影響を及ぼす様々な可能性を意識しています。

危機感を持つことで、早めに問題を認識し、適切な対策を講じることができます。

特に、ブラック企業の場合、収入や精神的、肉体的な健康への危機感を感じるので、優秀で見切りをつけるのが早い人は時間や労力を搾取される前にすぐに転職活動に取り組みます。

会社に見切りをつけたいときの7つの対処法

Bさん

このままじゃダメかもしれない

Bさん

転職した方がいいかもしれない

思って見切りをつけたいときにおすすめの対処法を7つ紹介します。

家族や友人に相談する

家族や友人に相談することは、会社を見切りつける際の重要なステップです。

内部にいると分からなかったり、長くいることで会社の異常な状態に麻痺している可能性もあります。

友人や家族など信頼できる第三者からの客観的な意見を聞くことで、冷静に判断することができます。

また、相談するだけでも気持ちが軽くなったり、場合によっては家族や友人のサポートが得られることも多いため、精神的な負担を軽減することができます。

有給休暇を積極的に消化しておく

有給休暇を積極的に消化することで、退職の準備を整えることができます。

退職を告知した日から退職日まで有給休暇を消化することで、実質的に即日退職を実現することも可能なので、退職の意思を告知したあとはなるべく出社したくない人におすすめです。

また、有給休暇中に転職活動を行ったり、新生活の準備をすることもできます。

サービス残業などの証拠を残す

サービス残業や過労、各種ハラスメントなど、会社の不正行為・違反行為について証拠を残すことが重要です。

客観的な証拠があれば、将来的にトラブルが発生した場合に有利な立場に立てることができます。

具体的には、残業や休日出勤などの勤務時間に関することなら、会社の勤怠記録だけでなく個人的な記録をつけておきましょう。

セクハラやパワハラ、いじめなどの場合は、会社が事実を隠蔽しようとしても被害を主張できるメッセージや音声などの証拠を残しておきましょう。

勤務時間に関すること：個人的な記録

ハラスメントやいじめ：メッセージや音声データ

労働基準監督署へ相談する

労働基準監督署は労働基準法に則って、労働者が適切な労働環境で働けるように取り締まる機関です。

不当な残業や給与の未払いなどの労働基準法への違反がある場合、労働基準監督署へ相談することで、適切な対応を受けることができます。

労働基準監督署は会社の不正行為に対して適切な処分を行うことができるため、労働者にとって大きなサポートになります。

労働基準監督署へ相談する場合も、なるべく具体的で客観的な証拠があるとよいでしょう。

会社の人事部門へ相談する

人事部門へ相談することで、労働環境や人間関係に関する問題を解決することができるかもしれません。

人事部門は社員の能力や適正を考えて業務配置を考えたり見直す権限を持っているため、転職に思い切れないという人は先に人事部に相談し、それでも改善しない場合は転職を検討した方がいいでしょう。

また、会社によっては人事部から産業医への紹介を行っているところもあるので、体調不良や精神的に疲弊している人は一度相談してみてもいいかもしれません。

退職を検討する

退職を検討することは、会社を見切りつけるための最終的なステップです。

退職理由を整理することで、退職の意思がより明確になるだけでなく、実際に退職する際、上司が納得しない場合にも有効です。

さらには、転職活動中も退職理由が曖昧だと心象が悪くなります。

また、可能であれば、退職を検討し始めた段階で転職活動を開始することがよいでしょう。

転職活動をすることで、新たな選択肢ができて精神的な余裕が生まれたり、転職先が決まってからの退職が実現できれば金銭的な不安も軽減できます。

退職代行サービスの利用を検討する

上司に直接退職を伝えるのが難しい場合は退職代行サービスの利用を検討してみましょう。

退職代行サービスを利用すれば、スムーズに退職できる可能性が高く、業者によっては会社と交渉をしてくれるところもあるため、有利な条件での退職や最短での退職が実現できるかもしれません。

退職代行サービスは業者が代わりに退職の意思を伝えてくれるため、心身が疲弊していて退職の意思を告知することも負担になっている労働者にとっては心強いサポートです。

見切りをつけたほうがいい会社には退職代行がおすすめ

見切りをつけたほうがいい会社では、慢性的な人材不足の問題やパワハラ・セクハラなどの問題を抱えているブラック企業が多いため、退職代行サービスを利用することがおすすめです。

特に上司に直接退職を伝えるのが難しい場合や、即日退職を希望する場合には、退職代行サービスが有効です。

業者が代わりに退職の意思を伝えてくれるため、これ以上ストレスを感じたくない人には安心できるサービスです。

ただし、対応できるサービスやフォロー体制などは業者によって様々なので、自分の状況や条件にあった業者を選びましょう。

まとめ

この記事では、見切りをつけた方がいい会社の特徴や働き続けることのデメリットから、実際に見切りをつけるためにすることを解説しました。見切りをつけた方がいい会社でこれ以上ストレスを感じたり転職で不利になる前に、見切りをつけて退職を決断しても、自分では実行が難しい人もいるかもしれません。その場合は、退職代行サービスを利用することも1つの選択肢として検討しましょう。ただし、退職代行サービスの運営元によって対応できることや細かなサービスは多岐に渡るため、自分の現在の状況と希望する条件などにあった業者選択が重要です。

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